映画『オール・ザ・キングスメン』

2008年05月26日 22:00

 政治の世界を舞台に権力の腐敗と人の弱さを描いた作品です。

 一人の純朴な男が権力を握り、腐敗を糾弾していたはずの彼自身が腐っていく。一人の新聞記者との交流を絡めながら、彼が道を踏み外し二度とは戻れなくなっていく様が衝撃的なラストまで続いて行きます。

 近年になってリメイク版も公開されました。

 白黒時代の映画ですが面白かったですよ。人物の配置やエピソードの並べ方もバランスが良く、スリリングで、単なる政治の裏側物だけでなく人情劇としてもレベルの高い作品でした。時間も108分と長過ぎず短過ぎず。

オール・ザ・キングスメン
マーセデス・マッケンブリッジ
ファーストトレーディング
2006-12-14
定価 ¥ 500
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内容紹介
1949年度のアカデミー作品賞、主演男優賞(ブロデリック・クロフォード)、助演女優賞(マーセデス・マッケンブリッジ)受賞作品。またゴールデングローブ賞でも、この他監督賞(ロバート・ロッセン)も受賞した作品だが、政治の裏側を描いている為、当時は日本では公開されなかった問題作。実直な下級役人だったウイリーが、州の人々より注目を集め始めたのは、メイスン市に新しい小学校が建築された時だった。校舎建設に不正があり、それを激しく批難したのがウイリーだった。そして、彼の言う通り、避難訓練の最中に事故があり、数百人の死者を出す大惨事が起き、彼の人気は絶大なものとなっていった。「信頼できるウイリーを知事に!」の声は高まり、遂に彼はメイスン州の知事になった。そして、数年が過ぎウイリーの権力は、絶大なものとなった。まさに傍若無人の観であった。いつの日かそれは良識ある人々の批判の的となって行った。ウイリーがあれほど忌み嫌っていたはずの汚職、ワイロ、恐かつ等を、今では彼自身が手を染めていた…
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