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Out of thin air

日々の雑感や自作小説、ブックレビュー、映画感想などを気ままに更新するブログ。たまにサラッと毒を吐きます。

映画『がんばれ!ルーキー』

カテゴリー : 見た映画
 すげー面白いって訳じゃないのに、なんだか無性に再見したくなる映画ってあるじゃないですか。俺にとって『がんばれ!ルーキー』がそれです。

 野球を題材にした映画なら『フィールド・オブ・ドリームス』や『プリティ・リーグ』の方が出来は良いです。遥かに。そういうことじゃなくて波長が合うんでしょうね。

 本作の主人公ヘンリーは12歳のプロ野球選手を目指す男の子。地元のシカゴ・カブスをこよなく愛するヘンリーは、自分もいつかユニフォームを着てメジャーでプレイしたいと夢見るが、実は超の付く運動音痴。外野を守らせればマズイ守備で敵にランニングホームランを献上してしまう。

 そんな彼はダサいことに滑って転んで右腕を骨折してしまう。これが奇跡の始まりだった。

 怪我の治ったヘンリーは友達と一緒にカブスの試合を観戦しに球場へ足を運んだ。外野スタンドで観戦していた彼の許に敵チームの放ったホームランボールが飛んで来る。周囲の親父たちから「そんなもん投げ返せ!」と言われるヘンリー。思いっきり振り被って投げたボールはノーバウンドでグラウンドの端まで届いた。これには実況もビックリ。

「なんでカブスが弱いのか分かった。本当に凄い選手はスタンドにいるんだ」

 自分でも驚くヘンリー。彼の腕は手術による腱の異常収縮で時速100マイル(約160キロ)を投げる豪腕に変身していたのだ。不審に喘ぐカブス首脳陣はさっそく謎の豪腕投手の捜索&獲得に乗り出す。


 夢のまた夢だと思っていたことが現実になるシンデレラ・ストーリー。だけど叶ったら叶ったで出て来る弊害のようなものもあって……。前述したように映画としての出来は上記二作に譲ります。個人的に好きなだけ。しかし、それこそ最も重要なことじゃないかと思います。

 他人が何て言ってるかや世間の評価より自分が好きか嫌いか。

 俺は好きなんだよ

B000P0I66Uがんばれ!ルーキー
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『古時計の秘密』キャロリン・キーン

カテゴリー : 猛読日記 カ行の作家
 アメリカで1930年代から続くジュヴナイル・ミステリを1950年代に、より若い読者向けに現代っぽく書き直した物の翻訳本です。原典を読んでないので詳しく知りませんがストーリー展開も若干の変更が加えられているようです。

 主人公はナンシー・ドルー18歳。このシリーズ第一弾で彼女が挑むのは消えた遺言書の捜索です。資産家の老人が死んだ後、強欲な親戚一家が遺産を独り占め。それによって老人に援助の手を差し伸べてもらっていた人々が困り始めた。正義感と旺盛な好奇心の持ち主であるナンシーは、なんとか老人の遺言状を見つけ出し正しく遺産を分配しようと奔走する。

 児童向けシリーズなのでミステリに多い殺人は出てきません。テンポもよくポンポンポンと進みます。全体的に分かり易さ重視ですね。

 小学生の頃に図書室で読んだアメリカの少年少女向け探偵小説を思い出しました。今から思い返すとミステリというより謎解き要素のある冒険小説といった悦の作品たちです。この本も推理よりナンシーが自らの行動で手がかりを手繰り寄せて行きます。

 勧善懲悪で最後もスッキリ終わるので親子揃って読むのに適した本だと思います。大人には物足りない印象を残すかも。特に本格ミステリマニアを自称する人には。


古時計の秘密
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書評/ミステリ・サスペンス

ナンシ・ドルー18歳。金持ちの老人の遺産を、強欲な親戚一家がむりやり独り占めして、そのために、これまで老人に援助の手を差し伸べてもらっていた人々が困っているらしい。みんなに遺産がいきわたるようにすべく、ナンシーは隠された遺言書捜しに奔走する。正義感が強く好奇心旺盛なナンシーが、大人顔負けの活躍で事件を解決する。長年にわたり世界中の人々に愛されてきた、少女探偵ナンシー・ドルー・ミステリの記念すべき第一作!
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