2008年01月25日 22:28
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2008年01月16日 21:33

【ストーリー】
バスケットボールのプロ選手を目指す、ブロンクスに住む16歳の高校生ジャマール。彼には隠れた文学の才能があった。偶然か運命の導きか、彼が見つけたのは、40年前ピューリッツァー賞に輝いた処女作一作だけを残して文壇から消えた幻の大作家、フォレスターだった。少年に文学の才能を見出した大作家は彼の導き手となると同時に、自らも、心閉ざして生きてきた人生に向き合うことになる・・・。ガス・ヴァン・サント監督が『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』に続き、天才少年とその才能を導く師の温かい交流を描いた至極の感動作。
今日は映画です。
先日スマステでやってた「泣ける洋画30」という企画でガス・ヴァン・サント監督の『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が28位に入ってたのを見て、こっちをレンタルしてきました。何で素直に『グッド・ウィル・ハンティング』じゃないかと言えば、脚本の端々からアカデミー賞欲しい光線の出てる『グッド・ウィル・ハンティング』より、『小説家を見つけたら』の地味で目立たない魅力の方が好きだからです。『グッド・ウィル・ハンティング』は俺が書かなくても沢山の人が書くでしょうし。
『グッド・ウィル・ハンティング』も『小説家を見つけたら』も物語の骨子は同じです。孤独な天才と周囲の人々とが関わる様。『グッド・ウィル・ハンティング』ではマット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を執筆し狙い通りアカデミー賞を獲りました。二人は実際の関係を持ち込んだような親友同士の間柄で役者としても共演しています。この作品の後に仲違いしたらしいですが今はどうなんでしょう?
『グッド・ウィル・ハンティング』は物語りの構成要素がピッタリ合い過ぎた作品だと思います。暗い過去に縛られている天才的な頭脳を持った主人公が良き導き手と友人と触れ合ううちに成長し、ラストは新たな世界に旅立っていくという、如何にも受けそうな要素が随所に詰まってるんです。だからヒットしたしアカデミー賞も獲ったんだけど、正直「やり過ぎだな」と感じる部分もありました。あざといというか、見え透いてるというか。24時間テレビを見てるときにも感じる「どうぞここで泣いてください」オーラをキャッチしてしまいました。
逆に『小説家を見つけたら』は物足りない、若干の食い足りなさを残して終わります。もっと盛り上げようと思えば出来そうだけどしない。この適度な飢餓感が好きです。
ブロンクスに住む黒人少年ジャマールはバスケットボールの才能に恵まれていました。しかし彼にはもうひとつ周囲に隠してる才能がありました。文学です。そのことを悟られないよう過ごしていたジャマールですが、ある日、彼はピューリッツァー賞(アメリカで最も権威ある賞のひとつ)を受賞した処女作一編だけ残し、表舞台から消えた伝説の作家ウィリアム・フォレスターに出会います。
フォレスターに作文を習うことになったジャマールは才能を開花させていきます。しかし学校で英作文を教える教師は彼の事を認めようとはしません。この教師はかつて本を出版しようとして挫折した経験のある人物で(そこにもフォレスターが関わっているのだが)、自分よりブロンクス生まれの黒人少年に文学の才能があるとは認めたくないのです。ジャマールは彼の鼻を明かしたくて、ついフォレスターとの約束を破ってしまいます。そのことが自分の首を絞めるとは知らずに……。
ストーリーは熱弁を振るうほどのものではありません。フォレスターの職業を別のものに置き換えたら似たような作品は沢山出てくるでしょう。小説版は全体的に残念な感じでした。この作品を支えているのは役者の演技と存在感。特にフォレスター役のショーン・コネリーと、いじわる教師役のF.M.エイブラハムが主人公にとって良い教師と悪い教師として対立し、両者の間で揺れるジャマール役のロブ・ブラウンは映画初出演ながらベテランに混じって頑張っていました。
「泣ける洋画30」のランキング自体は何でこの作品がってのも結構ありましたが、そこは個人の好みですからね。
1位と2位は驚きました。
『アルマゲドン』は巨額の予算を投じて出来上がったものがB級映画という落差を楽しむ娯楽大作だと思っていたので、まさか純粋に“泣ける”ことを価値観に据えたランキングで上位にくるとは。やっぱりB級臭いくらいが受けるんだろうか?
『タイタニック』は一言で言ったらあれですよ。舞台を豪華客船に移したロミオとジュリエット。舞台をニューヨークにして、家の対立を人種間の争いに移し変えた『ウエスト・サイド・ストーリー』も絶賛されたし、みんな昔から好きなものは変わってないんですね。
この作品は主演の二人とまったく関係ないところが良かった。沈み行く船の上で楽団が「どうせ誰も聞いてない」と知りながら、最後まで弾き続けようとする辺り。
2008年01月04日 01:48
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